この記事の要点
- ✓ 更年期のニキビは若い頃と原因が異なる(皮脂過剰ではなくホルモン低下・体質の変化)
- ✓ ニキビができる場所で体質タイプ(気滞・湿熱・血虚・腎虚)がわかる
- ✓ スキンケアだけでは改善しにくく、体の内側からのアプローチが必要
- ✓ 漢方で体質から整えることで、繰り返すニキビの改善が期待できる
- ✓ LINEで無料相談可能。まずは自分の体質タイプを知ることから
「20代の頃はニキビなんて気にしたことがなかったのに——。鏡を見るたびにあご周りにポコポコとニキビが出ている。しかも潰してもまた繰り返す。『なんで今頃ニキビが?』」

そう思っている方、実はよくあるご相談です。
更年期のニキビは、若い頃のニキビとは原因がまったく異なります。皮脂を抑えるニキビケアを続けても改善しないのは、体の内側——ホルモンバランスや体質——が根本にあるからです。
この記事では、更年期ニキビができる原因・場所別の体質タイプ・漢方での改善アプローチを薬剤師が解説します。
この記事でわかること
- ▸ 更年期の大人ニキビは若い頃と何が違うのか
- ▸ ニキビができる場所と体質タイプの関係
- ▸ 更年期ニキビを悪化させるNG習慣とスキンケアのポイント
- ▸ 漢方から見た体質別アプローチと相談例
更年期の大人ニキビは若い頃と何が違うのか
「20代の頃は脂性肌だったのに、今は乾燥しているのにニキビができる」——更年期に入ってそんな矛盾した症状に戸惑う女性はとても多いです。実は、更年期の大人ニキビと若い頃のニキビでは、原因がまったく異なります。
若い頃のニキビと更年期ニキビの違い
若い頃のニキビ
主な原因は皮脂の過剰分泌・毛穴詰まり。おでこ・鼻(Tゾーン)にできやすく、白ニキビ・黒ニキビが多い。皮脂コントロール・洗顔が有効。
更年期の大人ニキビ
主な原因は女性ホルモン(エストロゲン)低下によるバランスの乱れ。あご・口周り・頬(Uゾーン)にできやすく、赤く炎症しやすい・治りが遅い・跡が残りやすい。体質改善・ホルモンバランスの調整が有効。
なぜ更年期にニキビができるのか
更年期(45〜55歳頃)になると、卵巣機能の低下に伴いエストロゲンの分泌量が急激に減少します。エストロゲンには皮脂のバランスを整える働きがあるため、この変化によって皮脂コントロールが乱れます。
さらに、エストロゲン低下は肌のターンオーバー(新陳代謝)を遅らせ、古い角質が毛穴に溜まりやすくなります。免疫機能の低下も重なり、ニキビの原因となるアクネ菌への抵抗力が弱まることも影響しています。
つまり、更年期のニキビは「皮脂が多いから」ではなく、ホルモンの変化によって体全体のバランスが乱れていることが根本的な原因です。皮脂を抑えるだけの対策では改善しにくいのはこのためです。
更年期ニキビができる場所と体質タイプの関係
漢方の考え方では、ニキビができる場所によって体の中でどんな不調が起きているかを読み取ることができます。更年期のニキビがいつも同じ場所にできる方は、その場所に対応した体質タイプを確認してみてください。
あご・口周り
生理前・ストレス時に悪化する
考えられる体質:気滞(気の滞り)
頬・こめかみ
赤み・熱感があるニキビ
考えられる体質:湿熱(余分な熱と湿)
おでこ・鼻
皮脂が多い・毛穴が目立つ
考えられる体質:湿熱・胃腸の不調
顔全体に散らばる
乾燥しているのにニキビができる
考えられる体質:血虚(血の不足)
あご・口周りのニキビが多い方へ
更年期の女性に最も多いのが、あご・口周りに繰り返すニキビです。漢方では、この部位のニキビは「気滞(きたい)」——気(エネルギー)の流れが滞っている状態——と深く関わると考えます。ストレスが多い時期や、イライラ・不安が強い時期に悪化しやすいのが特徴です。
頬の赤いニキビが気になる方へ
頬やこめかみに赤く痛みを伴うニキビができる場合は、「湿熱(しつねつ)」——体に余分な熱と湿が溜まった状態——が影響している可能性があります。脂っこい食事や甘いものの摂りすぎ、飲酒が多い方に見られやすい体質です。
乾燥しているのにニキビができる方へ
顔全体が乾燥しているにもかかわらずニキビが出る場合、「血虚(けっきょ)」——血が不足している状態——が考えられます。血は肌に栄養と潤いを届ける源です。血が不足すると肌のバリア機能が低下し、ターンオーバーが乱れて毛穴が詰まりやすくなります。
ポイント
ニキビができる場所は体質のサインです。「いつも同じところにできる」と感じている方は、その場所に合った体質改善が必要かもしれません。
更年期ニキビを悪化させるNG習慣
更年期のニキビは、若い頃と同じケアをしていると悪化することがあります。まずはやってしまいがちなNG習慣を確認しましょう。
ニキビを悪化させる6つのNG習慣
- 触る・潰す:炎症が広がり、ニキビ跡や色素沈着の原因になります
- 過度な洗顔・スクラブ:バリア機能を壊し、刺激によってかえってニキビが悪化します
- 油分を避けすぎる:更年期は乾燥によるニキビも多く、油分を避けすぎると肌が乾燥してさらに悪化します
- ストレスを放置する:気の滞りが悪化し、あご・口周りのニキビが増える原因になります
- 睡眠不足:成長ホルモンの分泌が減り、肌の修復・ターンオーバーが遅れます
- 甘いもの・脂っこいものの食べすぎ:体内に湿熱が溜まり、炎症性のニキビが悪化します
更年期ニキビに合ったスキンケアのポイント
実践したいスキンケア
- 洗顔はアミノ酸系の低刺激タイプを選び、1日2回までにする
- 保湿はノンコメドジェニック処方のクリームを選ぶ(毛穴を詰まらせにくい設計)
- 触らない習慣をつける:無意識に顔を触るクセを意識的にやめる
- 紫外線対策を忘れずに。ニキビ跡のシミ・色素沈着を防ぐ
ただし、スキンケアだけで更年期のニキビを根本的に改善することは難しいのが実情です。体の内側——ホルモンバランスや体質——に原因がある以上、外からのケアには限界があります。スキンケアで肌を守りながら、漢方で体質から整えるアプローチが必要です。
漢方から見た更年期ニキビの体質別アプローチ
漢方では、ニキビの原因を「気・血・水」のバランスから読み解きます。同じ「更年期のニキビ」でも、体質によって原因が異なるため、改善に使う漢方薬も変わります。ここでは、更年期ニキビに多い4つの体質タイプと、それぞれに合った漢方のアプローチをご紹介します。

気滞タイプ(あご・口周りニキビ)
あご・口周りにニキビが繰り返しできる。ストレスが多いと悪化する。生理前にニキビが増える。イライラしやすい・胸が張る。ため息が多い・気分が沈みやすい。
よく使われる漢方薬:加味逍遥散、桂枝茯苓丸、四逆散
気の巡りを整え、ストレスによるニキビの改善をサポート
湿熱タイプ(頬・赤いニキビ)
赤く痛みのあるニキビができる。膿が出やすい・炎症が強い。脂っこいものを食べると増える。顔がテカりやすい・皮脂が多い。体がむくみやすく重だるい。
よく使われる漢方薬:黄連解毒湯、荊芥連翹湯、竜胆瀉肝湯
体の余分な熱と湿を取り除き、炎症を鎮める
血虚タイプ(乾燥ニキビ)
乾燥しているのにニキビができる。ニキビの治りが遅い・跡が残りやすい。クマが出やすい・顔色がくすむ。爪が割れやすい・髪がパサつく。疲れやすく立ちくらみがある。
よく使われる漢方薬:当帰芍薬散、温清飲、四物湯
血を補い、肌に栄養と潤いを届けてバリア機能を回復
腎虚タイプ(更年期特有・くすんだニキビ)
更年期症状(ほてり・のぼせ)と同時にニキビが出る。慢性的で治りにくいニキビ。肌全体がくすんでいる。腰やひざがだるい。耳鳴り・めまいがある。
よく使われる漢方薬:六味丸、知柏地黄丸
腎の働きを補い、ホルモンバランスの乱れから来るニキビを改善
大切なポイント
上記はあくまで目安です。実際には複数の体質タイプが重なっている方も多く、症状の組み合わせ・体力・生活習慣・他の薬との兼ね合いなどを総合的に判断して漢方薬を選びます。「自分がどのタイプかわからない」という方も、LINEでご相談いただければ薬剤師が個別に確認いたします。
どのタイプか気になりますか?
繰り返す更年期ニキビは体質が原因かもしれません。
できる場所や症状をLINEでお伝えいただくだけで構いません。
返信は営業日1〜2日以内|福岡・天心堂薬局(大名)
天心堂薬局でよくあるご相談
更年期のニキビでご相談いただく方には、以下のようなパターンがよく見られます。
よくあるご相談 ① / あご・口周りに繰り返すニキビ
「30代までニキビに悩んだことがなかったのに、40代からあご周りにポコポコできるようになりました。生理前に特にひどくなって、皮膚科の塗り薬を使っても繰り返すんです」
このようなケースは、ストレス・イライラ・胸の張りなどを伴う気滞タイプの傾向が見られることが多いです。漢方では「ホルモンの乱れ(腎)が肝臓・胃腸にも影響し、肌に出る」と考えます。気の巡りを整える漢方薬(加味逍遙散など)で体全体を整えていくアプローチをご提案しています。2〜3ヶ月を目安に変化を感じる方が多いです。
よくあるご相談 ② / 頬の赤く炎症するニキビ
「更年期のほてりと同時に、頬に赤くて痛いニキビができるようになりました。スキンケアも変えたし皮膚科にも行ったけど繰り返すので、内側から何とかしたくて」
このようなケースでは、甘いものや脂っこいものが多い食習慣・むくみなどを伴う湿熱タイプの傾向が見られることが多いです。「皮膚科に行っても治らない、スキンケアを変えても変わらない」というご相談はとても多く、体の内側の熱や湿を取り除く漢方薬と食習慣の見直しを組み合わせてご提案しています。
天心堂薬局が選ばれる理由
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売って終わりではなく、改善まで寄り添います
よくある質問
更年期のニキビはいつまで続きますか?
更年期症状が落ち着く50〜55歳頃に改善する方が多いですが、体質が原因の場合はホルモンバランスが安定しても繰り返すことがあります。漢方で体質を整えることで、改善が早まることが期待できます。
更年期ニキビに市販のニキビ薬は効きますか?
市販のニキビ薬の多くは皮脂過剰が原因のニキビ向けに作られています。更年期のニキビはホルモン低下・体質が根本原因のため、市販薬だけでは改善しにくいことがあります。体質に合った漢方でのアプローチが合っている場合があります。
皮膚科と漢方薬局、どちらに行くべきですか?
炎症が強い・膿が出るなど急性の症状がある場合は、まず皮膚科を受診してください。ニキビが繰り返す・体質から改善したいという場合は、漢方薬局への相談がおすすめです。皮膚科と漢方を併用される方もいらっしゃいます。
食事で気をつけることはありますか?
湿熱タイプの方は甘いもの・脂っこいもの・アルコールを控えめにすることが大切です。血虚タイプの方はたんぱく質・鉄分・ビタミンCを意識した栄養バランスの良い食事が助けになります。体質に合った食事の見直しもニキビ改善の重要な対策です。
全国どこからでも相談できますか?
はい。天心堂薬局ではLINEでオンライン相談を全国対応で行っています。漢方薬はご自宅へ郵送対応しておりますので、福岡以外にお住まいの方もお気軽にご相談ください。
まとめ
更年期のニキビは、「皮脂を抑えれば治る」という若い頃の対策が通用しない、体の内側から起きている肌トラブルです。スキンケアで表面を守りながら、漢方で体質を根本から整えるアプローチが、多くの女性に必要とされています。

この記事のポイント
- 更年期のニキビは若い頃と原因が異なる(皮脂過剰ではなくホルモン低下・体質の変化)
- ニキビができる場所で体質タイプ(気滞・湿熱・血虚・腎虚)がわかる
- NG習慣(触る・過剰な洗顔・ストレス放置・睡眠不足)を見直すことが大切
- 漢方で体質から整えることで、繰り返すニキビの改善が期待できる
- 「どのタイプかわからない」場合は、まずLINEで無料相談を
天心堂薬局は1950年創業の漢方専門薬局です。漢方相談歴60年以上の薬剤師が在籍し、更年期のニキビや肌荒れなど女性特有のお悩みに寄り添っています。繰り返すニキビに一人で悩まず、まずはLINEからお気軽にご相談ください。
天心堂薬局(福岡・大名)|営業日 平日10:00〜18:00
※この記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、医学的なアドバイスを提供するものではありません。具体的な症状や治療については、専門家にご相談ください。
※効果には個人差があります。