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ハトムギの食べ方|そのままでOK?
創業75年の漢方薬局が教える続けるコツ

監修:天心堂薬局 薬剤師

天心堂薬局(福岡市中央区大名|漢方専門薬局|創業1950年)
漢方相談歴60年以上の薬剤師が在籍する、女性スタッフのみの漢方専門薬局です。
PMS・更年期・不妊・肌荒れなど女性特有のお悩みを中心に、お一人おひとりの体質に合わせたご相談を行っています。
全国実力薬局100選(子宝・不妊漢方部門)認定。

「ハトムギって、茹でないといけないの?」「調理が面倒で続かない…」そんなふうに思っていませんか?

ハトムギの食べ方そのままでOK?

実は、乾燥したままのハトムギは、そのままぽりぽり食べることができます。グラノーラやナッツ感覚で、毎日気軽に続けやすいのが特長です。

当薬局では、ハトムギを漢方生薬「ヨクイニン」としても長年取り扱ってきました。60年以上ハトムギを見続けてきた薬剤師の視点から、食べ方のコツと続けるためのポイントをお伝えします。

目次

ハトムギ(ヨクイニン)とは

ハトムギは、イネ科の植物の種子です。食品としてはスープやご飯に混ぜる穀物として知られていますが、漢方の世界では「ヨクイニン(薏苡仁)」という生薬名で古くから使われてきました。

ヨクイニンとしてのハトムギは、体内の余分な水分を排出し、胃腸の働きを整え、肌を内側からサポートするとされています。西洋医学的な栄養成分としても、食物繊維・たんぱく質・ビタミンB群が豊富で、美容や健康に関心が高い方に長く愛用されてきた食材です。

なお、精白されていない「胚芽付きハトムギ」は、栄養成分がより多く残っているとされています。香ばしくやや噛みごたえがある分、食べた満足感も得やすいのが特長です。

そのまま食べるのが一番手軽

「ハトムギは茹でてから使うもの」というイメージをお持ちの方が多いのですが、胚芽付きの乾燥ハトムギはそのままぽりぽり食べることができます。

グラノーラやナッツを食べる感覚で、そのまま口に入れるだけ。料理が苦手な方や忙しい方でも、毎日無理なく続けやすい食べ方です。

当薬局でも「毎日続けているうちに、気づいたら習慣になっていた」とおっしゃる方が多いです。まずは一口、試してみてください。

ハトムギ茶としての飲み方

同じ乾燥ハトムギを使って、お茶として飲む方法もあります。食べることが難しい方や、飲み物として取り入れたい方にはこちらがおすすめです。

香ばしくやさしい風味で、麦茶に近い味わいです。市販のハトムギ茶と比べて、煮出した後のハトムギをそのまま食べることもできるため、無駄がありません。

なお、茶として飲む場合も食べる場合も、同じ乾燥ハトムギ1袋で両方試せるのが便利なところです。

1日の目安量と食べるタイミング

ハトムギは食品ですが、食べすぎると胃腸に負担がかかることがあります。はじめは少量から始めて、体の様子を見ながら続けることをおすすめしています。

「いつ食べればいいの?」とよく聞かれますが、特に決まったタイミングはありません。朝食のヨーグルトに混ぜる、昼食のスープに入れる、おやつ代わりにぽりぽり食べる、など自分の生活リズムに合わせて続けやすい方法を選んでください。

胃腸が弱い方は、食事と一緒に食べると負担が少ないです。空腹時に大量に食べることは避けましょう。

続けることで感じやすい変化

続けることで感じやすい変化

ハトムギは、即効性を求める食品ではありません。毎日少しずつ続けることで、じわじわと体の変化を感じやすくなると言われています。

個人差がありますが、続けている方からよく聞かれる変化の時期感をお伝えします。あくまで目安であり、効果を保証するものではありません。

漢方の世界では「体質を整えるには時間がかかる」と考えます。当薬局でも、長年ハトムギを続けている方ほど「やめられない」とおっしゃいます。焦らず、生活の一部として取り入れることが大切です。

胃腸と肌の関係|漢方的な視点から

「なぜハトムギが肌に関係するの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。漢方では、胃腸(脾胃)と肌の状態は深くつながっていると考えます。

胃腸の働きが低下すると、体内に不要な水分や老廃物が溜まりやすくなります。その影響が肌に出ることがある、というのが漢方的な考え方です。当薬局の薬剤師もこう話しています。

「長年通ってくださっているお客様の中に、ハトムギを20〜30年ずっと続けている方がいらっしゃいます。その方の肌がとても綺麗で、印象に残っています。ハトムギは胃腸に優しく作用しながら、体の余分な湿気を排出するのを助けるとされています。内臓の状態が整ってくると、肌の調子も変わってくることがあります」

— 天心堂薬局 薬剤師(漢方相談歴60年以上)

肌トラブルに悩んでいる方が、スキンケアを変えても改善しないと感じるとき、体の内側からのアプローチを考えてみることも一つの選択肢です。

ただし、体質や症状によって合う・合わないがあります。気になる症状がある場合は、自己判断だけで続けるより、専門家に相談しながら取り入れることをおすすめしています。

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よくあるご相談

ハトムギって生で食べていいの?お腹を壊さない?

乾燥した胚芽付きハトムギであれば、そのまま食べていただけます。ただし、胃腸が弱い方ははじめ少量から始め、食事と一緒に食べるのがおすすめです。お腹の様子を見ながら調整してください。

毎日続けないといけないの?たまに食べるだけではダメ?

体質を整えるという観点からは、毎日少量ずつ続けるほうが変化を感じやすいとされています。ただし、義務感になると続かなくなるため、無理のない範囲でご自身のペースで続けることが大切です。

妊娠中や授乳中でも食べても大丈夫ですか?

古来からハトムギは妊娠中の多量摂取は控えたほうがよいといわれてきました。科学的根拠はないとされていますが、念のため妊娠中の方は多量のご使用はお控えください。少量であれば一般に問題ないと考えられていますが、ご不安な場合はかかりつけの医師にご相談ください。

ハトムギ茶と食べるハトムギ、どちらがいいですか?

どちらでも構いません。続けやすい方法を選ぶことが一番大切です。同じ乾燥ハトムギで両方できるので、日によって使い分けている方もいらっしゃいます。

あわせて読みたい

ヨクイニン(ハトムギ)がニキビに効く理由|創業75年の漢方薬局が体質別に解説

まとめ

ハトムギの食べ方について、改めて整理します。

  • 乾燥した胚芽付きハトムギはそのままぽりぽり食べられる
  • 1日10g(大さじ1〜2杯)を目安に、無理のない量で続ける
  • お茶として煮出すこともでき、同じ1袋で両方試せる
  • 漢方では胃腸を整えることが肌にもつながると考えられている
  • 体質改善には時間がかかるため、焦らず長く続けることが大切

「ハトムギを取り入れてみたいけど、自分に合っているか不安」「他の漢方と一緒に取り入れたい」など、体質や症状に合わせたご相談はLINEから気軽にお問い合わせください。全国対応しています。

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